アニメーション作家「吉浦康裕(よしうら やすひろ)」による「人間型ロボット(アンドロイド)」が実用化される近未来の時代を描いたオリジナルアニメーション!
ELアニメランキング(長編)でNo.10にランクイン作品 ※執筆時点
昨今話題になっているAIやロボティックス技術の進化がSFに追いついてきているように感じます。
鉄腕アトムやドラえもんはただの夢物語ではない日本人の開発者たちの1つの浪漫
◆作品概要
イヴの時間
制作会社:スタジオ・リッカ
原作:吉浦康裕
放映時期:2010年3月6日 ※WEBショートアニメ(全6話)を追加・再編集されたもの
ジャンル:SF・青春・ロボット
公式WEBサイト
↓あらすじは公式プロモーションビデオよりご覧ください↓
カテゴリ別好感度
- 物語
- 5.0
- キャラデザ
- 3.0
- 作画
- 4.0
- 世界観
- 4.5
- 音楽
- 4.5
<あらすじ>
人間型ロボット(アンドロイド)が実用化されて間もない時代、たぶん、日本。アンドロイドとわかるように頭にリングが表示されることが義務付けられており、その時代に生きる男子高校生「リクオ」が所有するハウスロイド「サミィ」が命令した覚えのない行動記録を発見し、不思議におもって同級生の「マサキ」と共にGPSを辿ると、「イヴの時間」という人間もロボットも区別しないことをルールにしている不思議な喫茶店だった。二人は好奇心から店に通うようになり、人間とロボットの物語が紡がれていく。
◆推しポイント
- 人間とロボットの見た目が区別できなくなったときの倫理的な観点や問題もテーマにしているところ、AI社会に突入していく現代においても改めて大事な視点になるのではないか
- ロボット(AI)にあらゆるものが奪われていくこと産業革命から現代までも起こっているが、それでも人間が行う意義のようなテーマ性のある作品
- ロボットはただの道具ではないという視点をもって若者が成長していく姿
- 主題歌「I have a dream」(Kalafina)が最高に良い
吉浦康裕さんの作家性のあるオリジナルアニメーションは、そのテーマ性のある考えさせられる作品かつエンタメ性能も高く、個人的には彼の作品は他のアニメとは違うベクトルで高い評価をしていて、次の最新作も楽しみである。
まだ観ぬ名作に出会うために
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